TOP > Pua Mae ‘Ole Hula Studio 日記 > ディーゼル車
日本では、ディーゼルの自家用車の普及率は10%台で、ヨーロッパでは約半数がディーゼル車です。
私たちはディーゼルといえば、バスやトラック等の大型車向けエンジンとのイメージがあります。
環境に優しいエンジンという捉えかたが、異なっているようです。
ディーゼルはガソリンに比べ地球温暖化の原因とされるCO2の排出量が少ないのですが、健康被害が発生する黒煙(パティキュレート マーター:浮遊粒子状物質)が多いのです。
近年エンジンの改良が進み、黒煙を吐いているトラック等は見かけなくなりました。
ガソリンエンジンと遜色のないディーゼルです。
燃費はディーゼルが優っているので距離あたりのCO2の発生はディーゼルの方が環境に優しいといえます。
日本でディーゼルが普及しないのは、1回あたりの走行距離が短いのが原因と言われています。
アメリカもディーゼル車を見かけることは少ないのです。
理由は軽油のほうがガソリンより価格が1割ほど高いためです。アメリカはNOx、SOx対策のため軽油に高額の税金を課税しました。