TOP > Pua Mae ‘Ole Hula Studio 日記 > 沈黙交易
沈黙交易とは取引をする双方が姿を見せず、言葉を用いることもない交易の事です。
方法は、決められた場所に品物を置いて、合図をして姿を隠すと、取引相手が現れて等価と思われる物を、傍に置いて立ち去る。
最初に物を置いた方が満足なら、相手の物を取りに行くこととなります。
一般には言語の異なるもの同士の交易に利用されました。
言葉の通じないものが、対面して交易する場合は筆談となりますが、その時は漢字は一字が意味を持ちますので、とても便利です。
現代ではお金を払いますが、道路わきの農作物などの無人売店がこれに当たるのでしょうか。
かってハワイでは互いに言葉は通じるにもかかわらす、無人交易が実施されていました。
物理的接触を忌避していたのではないかと言われています。
でも、私有財産の概念が希薄だったので、交易という概念も薄かったのかもしれません。