TOP > Pua Mae ‘Ole Hula Studio 日記 > ハワイでの名前の付け方
「ハワイ語の名前は約5種類に分けられる」ようです。
1番目はイベントにまつわる名前です。
誕生日、歴史、または 記念すべき時に応じて付けられる名前で、 例えば 子供が誕生した夜に月の光が美しかったから マヘアラニと名付けるように。
2番目はシンボルまたはメッセージを示す名前です。
夢の中で、またはどこか別の場所から聞こえてくる声により名付けられます。このサインはハワイ語で ho'ailonaと言います。
3番目はニックネームです。
ヨーロッパの影響を受ける前にはハワイに存在しなかった名前です。
デビッドをカビカ、ジョージをケオキというように、英語の綴(つづ)りをハワイ語に当てはめて発音します。日本語にある外来語と似ています。
4番目は思い出の名前です。
大切な人のことをいつまでも覚えているように、尊敬する人や親族の名前をもらってつけます。
ですから、曾祖父母、祖父母、両親の名前を一部ずつ入った、とても長いハワイアンネームを持っている人たちが いるのです。
最後は、ネガティブな印象を覆すために付けられる名前です。
例えば、誰かがあなたを非難してよくない印象を持ったとします。あなたは子供に相手の名前をつけます。そうすることにより、名前をつけられた人たちがあなたの子供を守ってくれるのです。
ネガティブなエネルギーを逆手に取って、ポジティブにしてしまうという訳です。
敵を敵でなく味方に引き込む考え方は、戦の多かった時代背景があるのでしょうが、ハワイアンの合理性も伺えます。