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帆布とは平織りで織られた厚手の布で英語ではキャンバス、オランダ語でズックといい、油絵のキャンバスやズック靴にのこっています。
帆に最初に使われたので帆布といいますが、そのほか鞄や天幕など丈夫さを求められるところに使用されています。
キャンパス生地でポケットをリベットで補強した作業ズボンをジーンズと呼びますが、生地の主な輸出港がイタリアのジェノバであったためで、ジェノバを英語読みしてジーン、ズボンにしたので両足で複数形だそうです。
デニムとは平織りではなく綾織りにした生地で、作業ズボンもおしゃれになり、キャンパス生地からデニム生地に変わっていきました。
フランスのニーム地方が生産地だったので「ニームの」ということで「デ・ニーム」と呼ばれました。
アメリカ人はジーンズが大好きですが、ドレスコードのある場所へは着ていけません。
元々が金鉱山等の鉱夫の作業着だったからです。