TOP > Pua Mae ‘Ole Hula Studio 日記 > 石炭紀と巨大昆虫(二酸化炭素が減少したなら)
今から3億年前の石炭紀には大量の二酸化炭素を使用して直径2m高さ38mにもなるシダ類が繁茂していました。
植物が大繁殖して最終的には酸素濃度が35%にも達したといわれています。
酸素濃度が高くなると気門で酸素を体内に取り込んでいる昆虫が大型化しました。
スタジオジブリの風の谷のナウシカに出てくる昆虫のような、翼長70cmのトンボが本当にいたのです。
昆虫は血液ではなく細胞の一個一個まで気管という管で直接酸素を送り込んでいるため酸素濃度と大きさが比例するのです。
また、その後二酸化炭素が使用し尽されて減少したため地球は寒冷化して氷河期を招いたとも言われています。
植物の活動が地球の環境を変化させているのです。
今は人間の活動が地球環境変化の主要原因となっているようです。