TOP > Pua Mae ‘Ole Hula Studio 日記 > 客船の建造
造船会社の人に客船の建造で難しいことは何かと聞いたところ、航路とターゲットにする客層のコンセプトを確認することだと言っていました。
地中海クルーズでイタリア人対象ならなら日本人と背格好は変わらないが、スカンジナビア航路で北欧の人が利用するなら家具等の大型化を図らなければならない。
ベットや椅子、テーブルの高さ、トイレの高さなど、数が多いだけにばかにならないとのことです。
また、旅行というと日本では、目的地までは単なる交通手段、目的地ではできるだけ歩き回っていろいろ見聞するというスタイルですが、欧米では船内の社交を楽しむのが主となるのです。
各人の部屋を充実するのか、公共のフロア、バー、レストランを充実するのかの違いもあります。
一日自分の部屋でのんびりしたいのか、ロビーで豪華なソファーに座っていたいのかです。
フォーマルナイトなどの発想も日本ではないですよね。
写真のような劇場で、ミュージカルや、マジックショー・オーケストラなど、クルーズの間、鑑賞しきれないくらいの催しが用意されていました。
今回は日本人が多かったせいか、落語も入っていましたよ。