TOP > Pua Mae ‘Ole Hula Studio 日記 > 宮古島の地下ダム
宮古島には川がありません。
水を含みやすい性質を持つ琉球石灰岩がスポンジのように水を含むので、昔から地下水の利用が盛んなのです。
そこで地下に幅1790メートル、高さ27メートルの地中壁を建設し、溜まった地下水が海へ流出したり海水が地下水に浸入したりするのを防いで、真水として蓄えています。
地下ダムの容量は2400万トン、蓄えられた水は計85本の井戸からポンプでくみ上げられ、8400ヘクタールの農地の灌漑用水として利用されています。
ダム本体は地中にありダム湖もなく地上はサトウキビ畑となっています。
宮古島にはハブは生息していません。