TOP > Pua Mae ‘Ole Hula Studio 日記 > 心房細動
心房細動とは不整脈の一種で、心臓の上部にある心房が収縮せず、ブルブル痙攣する症状です。
高齢になると増える傾向があり、動悸、息切れめまい、倦怠感など自覚症状が現れることもあります。
心房細動を起こすと心臓の中に血液が溜まったままになり、血栓を作る原因になります。
血栓が脳の血管まで流れると、脳梗塞の中でも最も重症化しやすい「心原性脳塞栓症」を発症します。
心原性脳塞栓症は脳の太い血管を血栓が塞ぐため、脳の広範囲に深刻なダメージを与えます。
✴心房細動の治療法✴
○心房細動による脳梗塞予防のためには血液をサラサラにする薬は欠かせません。
○電気ショックで乱れた脈を元に戻す方法「電気的除細動」。
○異常な動きをする心筋の伝導路を焼き切る手術「カテーテルアブレーション治療」
○心房細動を引き起こすリスク要因となる疾患(高血圧など)を治療する事も必要です。
若年の人でも、甲状腺機能亢進症やストレスを抱えている人などは発症する可能性が出てきます。
自分達の心身の健康に興味を持って、ストレスを上手く解消しながら、元気に暮らせるよう毎日の小さな努力の積み重ねが必要ですね。