TOP > Pua Mae ‘Ole Hula Studio 日記 > 聖書の中の「聖絶」
出エジプト記と十戒を与えられたモーセ亡きあと、その後継者となったのはヨシュアです。
神はヨシュアに「あなたとこの民はみな、立ってこのヨルダン川を渡り、わたしがイスラエルの子らに与えようとしている地に行け。わたしがモーセに約束したとおり、あなたがたが足の裏で踏む場所はことごとく、すでにあなたがたに与えている」(ヨシュア記1・2〜3)という言葉を与えます。
聖書には、イスラエルの民はエリコとアイの町を攻め滅ぼし「男も女も若者も年寄りも、また牛、羊、ロバも、すべて剣の刃で聖絶した」(ヨシュア6・21)と記されています。
神は、異邦の民の聖絶を何回か命じています。
老若男女の人々と家畜まですべてを滅ぼし尽くせという命令を実行することが、原罪を消滅することとになるのです。
また、入植するイスラエルの民が、カナンの宗教に影響されないようにするためでもあります。
そのため、聖絶されたものは神にささげられたものとなるのです(レビ27・28)。