TOP > Pua Mae ‘Ole Hula Studio 日記 > ペロブスカイト太陽電池
大坂万博が近づいており、会場近くのバス停の屋根に用いられているペロブスカイト太陽電池が話題となっています。
ペロブスカイトは薄く自由に曲げられる次世代の太陽電池で、重さも従来型の10分の1ぐらいとなります。
日本政府は2040年に原発20基分に相当する発電規模を目指しています。
ペロブスカイト太陽電池は、従来の太陽電池と比較すると
① 製造コストを抑えられる
② 軽量で柔軟性がある
③ 弱い光を電力へ変換できる(表裏どちらから光が来ても発電)
④ 材料を国内で調達できる(日本のヨウ素生産量は世界の90%)
主な課題は
① 大面積の運用が難しい
② 寿命が短い
③ 耐久性が低い
メガソーラのように南向きの広大な土地を必要とせず、都市のビルの壁面などに取り付けられます。
日本は世界の開発競争の最先端にいます。