TOP > Pua Mae ‘Ole Hula Studio 日記 > 東海道新幹線の新しい降雨運転規制
先日、線状降水帯で、集中豪雨が発生したため、東海道新幹線が運転見合わせで交通が混乱していました。
この頃は台風などでは事前に運休が徹底されているので、風による交通混乱が少なくなりましたが、逆に雨による新幹線の混乱が増えたように思います。
東海道新幹線は、沿線等に設置した 59 箇所の雨量計を用いて、降雨量が規制値に達した 場合に徐行や運転見合わせなどの運転規制を実施しています。
① 1時間雨量が60mm以上
② 1時間雨量が40mm以上かつ24時間雨量が150mm以上
③ 24時間雨量が300mm以上かつ10分間雨量が2mm以上
ちなみに、1964年の開業時は1時間雨量が20mm以上で運転が規制されていましたが、
対策が強化され2003年には同60mm以上と変更されました。
そして、2022年6月1日から
④「土壌雨量指数」:降った雨が土壌中に水分量としてどれだけ溜まっているかを数値化した指標が加えられました。
土砂崩れ等を想定して24時間より前に降った雨の量が加算されたのです。
そのため安全意識が高くなって、運転規制が多くかかるようになりました。