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沖縄料理と言えば昨日紹介した島豆腐とゴーヤチャンプル、そういえば昔は「苦瓜」と言っていたような気がして調べてみました。
中国語読みで 苦瓜は(kugua:クーグア)それがゴーヤと聞こえたようです。
ゴーヤは熱帯アジアが原産で、15~16世紀頃に中国へ伝わり、日本へは16世紀頃(江戸時代)に中国から伝来しました。
かつては沖縄県や九州の南の地域で食べられていましたが、1993年に沖縄県の果物や野菜が県外に出荷されるようになり、沖縄料理ブームもあって全国に普及しました。
ゴーヤーという沖縄での呼び名が全国に広まったのは、平成12年(2000)のNHK連続テレビ小説「ちゅらさん」の放送がきっかけです。
苦瓜というくらい苦味を味わうチャンプル向きのゴーヤーは「固くて色が濃くイボが密集しているのが新鮮なもの」で、色が薄くて太っているものは、水分豊富で苦味が少ないのでサラダ向きです。
沖縄では語尾を伸ばすので「ゴーヤー」、本土では「ゴーヤ」と呼ばれます。