TOP > Pua Mae ‘Ole Hula Studio 日記 > 新紙幣発行
今日から新紙幣スタートで、初日は1兆6000億円が引き渡され、各金融機関では両替が行われました。
「透かし」の技術は越前和紙製法の技術の応用とのこと、大河ドラマで越前和紙漉きのシーンがありましたが、話題作りでコラボしているようでした。
また、版画技術はイタリアの版画家キヨッソーネによる明治の版画技術が現在も伝えられているもので、キヨッソーネは西郷隆盛や明治天皇の肖像画を作製しています。
今回の紙幣の新技術は3Dホログラムで、見る向きによって肖像画の顔の向きが動いてみえます。
またユニバーサルデザインを採用しており、金額の違いは斜め線の位置の違いで、手で触って分かります。
一万円札:横
五千円札:上下
千 円 札:斜めの位置
そしてお札の色と裏面のデザインは関連づけられており
一万円札:茶色⇒赤レンガの東京駅
五千円札:紫色⇒藤の花
千 円 札:青⇒浪裏の富士
表の人物は
1万円札:渋沢栄一「近代日本経済の父」と呼ばれる。
5千円札:津田梅子「現・津田塾大学」を創設。近代的な女子高等教育に尽力。
千円札:北里柴三郎「伝染病研究所」北里研究所を創設し、後進の育成に尽力。
渋沢栄一は日本女子大の校長をしており、また北里研究所の一部門が北里大学で、三人とも大学に関連しています。
ATM、自販機は対応するように開発済みだそうですが、設置は遅れており、この機会に、キャッシュレス化が進むのでしょう。