TOP > Pua Mae ‘Ole Hula Studio 日記 > プロ野球 日米の年俸
大谷翔平投手がロスアンゼルス・ドジャースと10年総額7億ドル(約1014億円)で契約しました。
チームとしてはテレビ・ラジオの放映権が上がり、グッズも売れ、観客動員数も上がると予測されているので、1年で100億円は増収となり採算がとれるとか。
日本のプロ野球は12球団の総年俸で約350億と見積もられ、大リーグの1球団で、日本のプロ野球全球団合計を超えてしまいます。
大リーグの収益の柱は有料のスポーツ専門チャンネルにテレビ放映権を纏め売りをすることによって1チーム70億円の収益があります。
日本の場合、地上波では昔のようにプロ野球を放映する事もなくなり、かつネット配信や有料CS放送にしても、対戦相手によって別契約になるため、ひいきのチームの全試合を見ようとすると月額4000円を超えるので、契約が伸びません。
また、大リーグは世界各国出身の選手を集め、日本や南米などに放映権を販売しています。
大リーグはナショナルリーグとアメリカンリーグでリーグを入れ替えたり、所属地区を入れ替えたり、根拠地を移動したりとリーグとしての人気向上をはかり、話題づくりも上手です。
一方、日本では各チームの事情が優先され野球界としてのビジョンが見えてこないのが現実です。