TOP > Pua Mae ‘Ole Hula Studio 日記 > ラウハラ編み
ハラの葉で編れた帽子やバックは、「ハワイのおしゃれに欠かせない」ものでした。
昔は生活必需品として、内職のように作って、食べ物と交換したりしていたそうです。
現代にいたっては、ハワイの工芸品なのに、ラウハラの帽子やバッグはすぐに見つからなくなりました。
私が見たのは、ハワイ島ヒロで年に1度開催される、メリーモナークフェステイバルのクラフトフェアの会場に展示されていたものです。
各家庭で独特の編み方が継承されていて、むやみに家族以外の人には教えるべからずと考えられていました。
しかし、継承する人が減ってしまい、ラウハラ編みが失われてしまう事を案じた、アンティー・グラディスは、教室を開きその技術を惜しみなく教え、生徒を育てました。