Pua Mae ‘Ole Hula Studio | 日記 | ラウハラ

ラウハラとは、ハワイ語でラウが葉、ハラは木の名前で、ハラの木の葉っぱということです。

ハワイではラウハラのバスケットやランチョンマット、帽子などが工芸品として売られています。

ハラの木はハワイ固有種の植物で、刺のある細長い葉が特徴です。

ハラには雄と雌の木があり、雌の方には大きなパイナップルに類似した実が付きます。

ハラの葉はとても強く、柔らかく、耐久性があるということで、乾燥させて、編むという工芸が盛んになりました。

昔は王様もラウハラで編まれたマットの上で寝ていました。

昔はラウハラの寝具用マット、バスケット、団扇、サンダル、クッション、かやぶき屋根、船の帆、鞄、オーナメントなども作られていたのです。

また１色使いだけではなく、葉に色を付けた数色の葉で作られた物もあります。

ハワイではハラの葉は、枯れて落ちたものを使い、竹のローラーなどを使い、葉を平にします。

その後、同じ幅にカットして、格子のように編むもの、真田編みをするもの、三つ編みをするものなどで、工芸品に仕上げるのです。

フラを踊るときは、ラウハラのマットを使用します。