TOP > Pua Mae ‘Ole Hula Studio 日記 > スマートシティ、15分都市
15分都市とは、どこでも暮らせるようになった人たちが、あえてそこに住みたいと思うような都市で、徒歩15分以内で全ての都市機能を利用でき、自動車を使わず、脱炭素化と気候変動にやさしい都市です。
ハワイ州は2045年までに州全体の電力需要の100%を再生可能エネルギーでまかなうとして、新築住宅への太陽光発電の設置義務や島内各地での風力発電に力を入れています。
しかし、再生可能エネルギーは天候などによって出力が大きく変動するため、余剰電力の充放電の電池として活用するため電気自動車(EV)の普及も図っています。
2013年から2017年の間、マウイ島で世界最先端の離島型スマートグリッドの実証事業が行われました。
2023年の1月にはマウイ島でスマートシティ会議が開催され、島全体のスマート化が推進されています。
今、大火によって大きなダメージを受けてしまったマウイですが、復興に当たってはきっとこの計画が実現していく事でしょう。
日本でも、関東大震災で大きなダメージを受けた東京近郊ですが、すぐ地下鉄や交通網の路線図がつくられ、明日に向かって動き出して、近代日本は発展してきました。
失われた命への哀悼の心と共に、1日も早い復興への祈りと協力を考えています。