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イチゴを始め、ピーマンやナス・トマトなどのハウス栽培では、二酸化炭素発生装置(CO2発生装置)を導入する農家が増えています。
ハウス栽培(施設栽培)での二酸化炭素の濃度は、外気の二酸化炭素の濃度(400ppm)より多少高めにしておくのが適切だといわれています。
植物の光合成速度が最も高まる二酸化炭素濃度は1000~1500ppmなのですが、濃度を高くしすぎても生長率は大きく変化しません。
一方、二酸化炭素の濃度が400ppm前後では、二酸化炭素濃度が少し下がるだけで大幅に生長量がダウンしてしまいます。
二酸化炭素の濃度を外気より少し高めに管理できれば、効率的に生長量を増やすことができるのです。
二酸化炭素発生装置(CO2発生装置)は、主に灯油燃焼式・LPG(LPガス)燃焼式・液化炭酸ガス式があります。
燃焼式は冬季に暖房と兼用できます。
ガスボンベはハウス全体を二酸化炭素で満たさず、植物の周りにピンポイントで二酸化炭素を送り込めるので局所施用を効率的に進められます。