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『虫の居所が悪い』の『虫』は、昔の中国の道教において「体内にいるとされていた虫」のことです。体内にいるといっても、寄生虫のような本当の虫ではありません。
人の感情が揺り動かされたり病気になったりする理由は、体内に3匹の虫がいて悪さをしているからだと考えられていました。
虫はそれぞれ違う場所におり、人にさまざまな影響を与えるとされていたようです。
その3つの虫は「三尸(さんし)」と呼ばれ、「上尸(じょうし)」・「中尸(ちゅうし)」・「下尸(げし)」に分けられます。
・「上尸」
「上尸」は、人の頭の中にいるとされているもの。
主に首から上の病を引き起こしたり、金銭や物に執着させたりするといわれています。
・「中尸」
「中尸」は、人の腹部にいるとされています。
主に内臓の病気を引き起こしたり、食への欲を引き起こすとされています。
・「下尸」
「下尸」は、人の脚にいるとされている虫。
下半身の病を引き起こすとされ、性的な欲求を引き起こしたりもするといわれています。
🌺ナニモキハナー新メンバー入会で、賑やかです。
「三尸」の居所に左右されず、フラで笑顔の毎日を~🌺