Pua Mae ‘Ole Hula Studio | 日記 | 帯状疱疹

帯状疱疹の発症率は50歳代から上昇し、80歳までに3人に1人が罹患する病気です。

子供の時に罹患した水痘のウイルスが、加齢・ストレス・疲れなどで免疫力が下がると再び活性化し、帯状疱疹として発症するのです。

50歳を過ぎて出てくるのは体力の衰えと共に、免疫がじわじわ下がってきて体に潜んでいたウイルスが免疫で抑え込めなくなるからです。

痛みの種類は様々で、スッと触れるだけでも電気が走るようなビーンとくる痛みがきたり、ジワーッと焼け付くような痛みがつづくことがあります。

夜、痛くて何回も目が覚めて寝不足が続き鬱状態になる方もいます。

痛みのほかにも、帯状疱疹が現れる部位によっては、顔面神経麻痺、視力障害、難聴などの合併症を引き起こすこともあるので、我慢しないで受診しましょう。

多くの場合、皮膚症状が治ると痛みも消えますが、このウイルスは神経に沿って広がり、神経を傷つけますので、後遺症として痛みが残ることもあります。

対策は、規則正しい生活・十分な睡眠・バランスの良い食事・ストレスを溜めないなど、普段から免疫が低下しないようにすることが大事になります。

☆帯状疱疹は、ワクチンで予防できます。（2種類ある）
１，水痘ワクチン（生ワクチン）接種は1回。持続期間は8年程度。料金は8～9000円。
２，シングリックス（不活化ワクチン）接種は2か月空けて2回。持続期間は10年以上
　　料金は1回22000円×２