TOP > Pua Mae ‘Ole Hula Studio 日記 > 西洋タンポポと日本タンポポ
公園を歩いていると綿毛の種子を付けたタンポポを見ることが出来ます。
タンポポには在来種の日本タンポポと1904年に北アメリカから食用として持ち込まれた西洋タンポポがあります。
西洋タンポポは欧米では古来から「自然の薬局」としてハーブとして利用されてきました。
2つの違いは、花の時期に花の下の「緑の部分」の総苞片(そうほうへん)が
① 「そりかえっている」のがセイヨウタンポポ
② 「そりかえっていない」のがニホンタンポポです。
ただし、在来種も花の盛りを過ぎると総苞が反り返るので注意して見比べましょう。
また、ニホンタンポポは適度に湿っている良質な土壌の場所に春に一度だけ咲きますが、セイヨウタンポポは生命力が強く、3月〜10月の間に繰り返し何度も咲き、荒れ地や道路、住宅地でも生息します。
そして、ニホンタンポポは受粉を虫に助てもらう虫媒花ですが、セイヨウタンポポは受粉できなくても種子をつけることが出来るという旺盛な繁殖力をもっています。