TOP > Pua Mae ‘Ole Hula Studio 日記 > ソメイヨシノと地球温暖化
今年の桜の開花が九州よりも関東地方が早かったのは地球温暖化のせいではないかと言われています。
桜といえば花見に適したソメイヨシノですが、南限は屋久島で北限は北海道の中央部です。
ソメイヨシノは前年の夏に花の蕾を準備し、冬の寒さを経験してから春を感じて花を咲かせます。
そのためには一度5℃程度まで下がり、低温時間の積算(休眠打破)が重要で寒さがないと、いつ咲いていいのか混乱もし、極端になると咲かなくもなるのです。
ソメイヨシノの生育範囲がこれから徐々に北上していくと考えられています。
公園や城跡に大量に植えられている染井吉野ですが、植樹されるようになったのは明治以降で、特に第二次世界大戦後の焼け跡からの復興で一斉に植えられました。
それが今、樹勢が衰える時期に来ています。
病気に強いコマツオトメとジンダイアケボノが推奨されており、今後は順次植え替えられていくようです。
🌺谷津公園の桜、習志野市の名木も満開となりました。曇り空で残念です~🌺