TOP > Pua Mae ‘Ole Hula Studio 日記 > モクレンとコブシ
桜より一足早くコブシが満開になり白い花を咲かせています。
コブシは日本固有の植物で、よく似たものに中国の南部原産のモクレンがあり、日本へは漢方薬として中国から持ち込まれました。
花の蕾は香りがよく、芳香成分は鼻の通りやめぐりを良くするので、鼻づまりに有効です。
中国ではモクレンは「辛夷(しんい)」、コブシは「日本辛夷」です。
コブシの花が咲くというと、1977年(昭和52年)に発売された「北国の春」ですが、この曲は中国語やタイ語の歌詞でもよく歌われています。
2つの花の見分け方ですが、モクレンには6枚の花びらと3枚のガクがあり、すべて開ききることはありません。
それに対して、コブシの花びらは6枚だけで、花は完全に開きます。
また、モクレンは、まず花だけが咲き、そのあとに葉をつけますが、コブシは、花が咲き始めると葉が出てきます。