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領土、領海の上空が領空ですが、領空は高度いくらまでかと問題になっています。
大気圏とは次の4つに区分されます。
① 対流圏:100m高くなるごとに、約0.65℃の割合で気温が下がる。気象現象が起こる
② 成層圏:オゾン層(太陽からの紫外線を吸収)が存在する。
③ 中間圏:流星(中間圏上層~熱圏)、夜光雲が見られる。
④ 熱圏:イオンや電子(太陽からのX線や紫外線を吸収し、高温)。オーロラが見られる
対流圏では、気象現象が起こり、空気が上昇したり下降したりして雲ができ、雨が降る。
台風などの気象現象もすべて対流圏で起こっています。
ちなみにジェット機が飛ぶのは、この対流圏の上層の方(圏界面付近/高度約10km)とされています。
ハワイへの往復時には高度10000mと表示されます。
対流圏では空気が上下に動くため、飛行機が揺れて危険なため、成層圏の下面まで上昇するのです。
旅客機の構造やジェットエンジンの出力は高度10000mで効率が高くなるように設計されています。
空気は上空100kmまでありますから、気球を打ち上げると高度20kmに達することが出来ますが、対流圏のようにジェット気流があるわけではないので太陽電池のモーターでプロペラを動かして移動します。
流されているのではないのです。