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近頃のニュースをにぎわしている赤い羽根には1947年に始まった民間の募金運動の「赤い羽根共同募金」と2016年に始まった「赤い羽根福祉基金」の2つがあるということです。
「共同募金」は各都道府県の共同募金会が募金を実施し
「福祉基金」は中央共同募金会が企業や団体、個人などから寄付金を集め、団体などに直接助成します。
共同募金運動70 年を迎えるにあたり、中央共同募金会が社会貢献意識を受けとめ、束ね、広域的かつ継続的に支援をつないでいくために「赤い羽根福祉基金」を新しく創設したのです。
「共同募金」は2021年度に高齢者や障害者向けなどに約143億円を助成し
「福祉基金」は13団体に1億855万円を助成しました。
「共同募金」の助成対象団体は活動の実績・内容及び財務の状況の公開を求められますが
「福祉基金」の助成先や助成額などが年次報告書で公表されるのみです。
「募金」と「寄付金」の違いですが
「募金」はお金を困窮者に直接渡し
「寄付金」とは支援活動を行う団体、具体的には認定NPO法人や公益財団法人などに渡し、「物資を購入する」、「スタッフを派遣する」といった活動のための資金として使います。
「共同募金」だけでは不足するサービスを「福祉基金」で補うという事のようです。