TOP > Pua Mae ‘Ole Hula Studio 日記 > 足がつる
足の筋肉は伸縮することで、ポンプのように血液を循環させる働きをしています。
しかし、定期的な運動をしていないと、筋肉量は20歳代を100とした場合、30歳代、40歳代…と進むにつれ、約10%ずつ低下して、60歳代以上では約60%程度まで落ち込みます。
足の筋肉量が減少すると、下半身の血液の流れが低下し、ミネラルやビタミンなどの栄養分の補給もうまくいかなくなります。
その結果、運動をしていなくても、日常活動(仕事、家事、外出など)による筋肉疲労が蓄積しやすくなり、足がつるなどの症状が出ます。
❍ 病気が原因で、足がつる症状がみられることもあります。
たとえば、糖尿病や脊柱管狭窄症、閉塞性動脈硬化症、椎間板ヘルニア、腎疾患、脳梗塞などが知られています。
特に糖尿病の場合、よく足がつることがあるようです。
血糖値が高い状態が続いた結果、電解質バランスが乱れることが原因と考えられています
これらの病気の場合には、足がつるだけでなく、それぞれ特徴的な症状が重なってみられます。
例えば、
① ノドの渇き・手足のしびれなど(糖尿病)
② 休みながらでないと歩けないなどの歩行障害(脊柱管狭窄症、閉塞性動脈硬化症)
③ 腰痛(椎間板ヘルニア)
④ むくみ(腎疾患)
⑤ 片方の手足の麻痺・言葉のもつれなど(脳梗塞)
☆定期的な運動を心掛け、気になる症状がみられたら早めに医療機関を受診しましょう。