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トウモロコシは米と同じく、高温多湿な気候が栽培に適しています。
原産地はメキシコ周辺の熱帯アメリカで、アメリカの温暖な平野はトウモロコシ栽培に適しており、現在の世界最大のトウモロコシ生産国はアメリカです。
トウモロコシはそのまま食べることも出来ますし、すりつぶした粉・コ―ンスターチからパンやトルティーヤ・スナック菓子を作って食べることも出来ます。
メキシコでよく食べられるタコス、中国では蒸しパンにもトウモロコシが使われますし、胚芽からコーン油がとれます。
南アメリカのアンデス地方の「チチャ」というお酒・ウイスキーの一種である「バーボンウイスキー」もトウモロコシが原料です。
日本でも、「トウモロコシ焼酎」なんていうものもあります。
韓国産の「コーン茶」「オクスス茶」というのもあるそうです。
また、トウモロコシは米や小麦など食用がメインの穀物と違い、様々な用途があります。
例えば家畜の飼料(エサ)として利用されたり、ひげの部分は漢方薬になります。
また、アメリカを中心にエタノール燃料としてガソリンと混ぜて、CO2排出量を減らす燃料として利用され「バイオエタノール」と呼ばれる持続可能な新エネルギーとして注目されています。
日本も利用価値の高いトウモロコシを輸入に頼らず、もっともっと生産できるようになったら良いと思います。