TOP > Pua Mae ‘Ole Hula Studio 日記 > 老人性うつ病
老人性うつ病の特徴は、多くの場合その主症状が、生きがいや興味の消失、漠然とした不安感などがあることです。
また、精神症状より身体症状を強く訴える場合もあります。
不眠(過眠の場合も)、食欲不振(過食の場合も)、めまい、極度の疲労感が、多く見られます。
老人性うつ病で注意が必要なのは、認知症と紛らわしい症状が多くあることです。
「一日中、ぼーつとしている」「ぼそぼそと訳の分からないことを言い続けている」「反応が鈍い」「受け答えがちぐはぐ」などの症状から、加齢による認知症だと思ったら、実はうつ病だったということもあります(逆の場合もありますし、両方という場合もあります)。
老人性うつ病にならないためには、いつも新しいことにチャレンジする気持ちを持ち、若い人たちと積極的に会話したり、老化に負けないよう適度な運動を心がけるようにするといったことが大切です。
例えば定年退職後も、新たな仕事を続ける、趣味の習い事に通うなどして、社会とのつながりを絶やさないようにしたいものです。
また、ボランティア活動に参加するなどもよいでしょう。