TOP > Pua Mae ‘Ole Hula Studio 日記 > 太郎、次郎・・・大姫、乙姫
その昔、男の子は太郎、〇郎ですが、女の子の姉妹の名付け方は大姫、乙姫の順です。
関西の方の商家では、娘をとうさん、いとさん、こいさんと呼びます。
【長女】 とうさん:娘さん
【次女】 いとさん:お嬢さん
【三女】 こいさん:小さいお嬢さん
世界史の授業で古代ローマでは名前が似ていたので区別しづらかったですが、日本の太郎、次郎というのと同じ事情だったようです。
日本の輩行名(太郎、二郎、三郎…)に相当するものとして、次の名前が用いられました
① プリムス(Primus)
② セクンドゥス(Secundus)
③ テルティウス(Tertius)
④ クァルトゥス(Quartus)
⑤ クィーントゥス(Quintus)
⑥ セクストゥス(Sextus)
⑦ セプティムス(Septimus)
⑧ オクタウィウス(Octavius)
⑨ ノニウス(Nonius)
⑩ デキムス(Decimus)
また男児につけられる名前のバージョンは少なく マルクス、ルキウス、ガイウス、クィントゥス などが人気だったそうです。
今の時代ジェンダーギャップやLGBT問題が取り上げられる昨今、男女がはっきりしない名前の方が良いという考え方もありそうです。