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冬至といえば南瓜ですが、カボチャを食べるのは明治になって始まった習慣です。
西洋カボチャは幕末の1863年にアメリカからもたらされ、明治時代に北海道などで栽培されて、大正時代に入ると関東以南でも栽培されるようになりました。
カボチャという名前の由来はカンボジアからですが、1542年頃に九州に漂着したポルトガル船によってもたらされたからです。
戦国時代に鉄砲と共に伝わったのです。
西日本ではボウブラと呼ぶ地域がありますが、ポルトガル語でウリを意味するabóbora (アボボラ)に由来します。
西日本で一部栽培されていたのが、明治になって北海道の開拓と共に広く栽培されたのです。
生産量は北海道がダントツです。
北海道 98,000トン
鹿児島県 9,300トン
茨城県 6,720トン
長崎県 6,040トン
宮崎県 5,020トン
海外での冬至の食べ物ですが
中国:餃子
台湾:団子
韓国:小豆粥
北欧:ケーキ(ブッシュドノエル)