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世界の人口が推定80億人を突破とのニュースがありました。
人類の歴史で、キリスト生誕の西暦1年ごろは3億人、新大陸発見の1500年ごろは5億人程度でした。
食料生産技術や医学、公衆衛生の発達が遅れていた時代は餓死や病死も多く、人口増加ペースは緩やかだったのです。
18世紀の産業革命によって世界人口の増加ペースが速くなり、1800年には10億人程度に達しました。
そして、20世紀に人類は人口爆発と呼ばれる人類史上最大の人口増加となりました。
19世紀末の1900年におよそ16億人だった世界人口は20世紀半ば第二次世界大戦後の世界的にベビーブームで1950年におよそ25億人となり、20世紀末の1998年にはおよそ60億人にまで急増したのです。
子供のころに見た少年少女向け雑誌には、食糧危機がくると書いてありましたが、農地の拡大や生産効率、遺伝子操作などで乗り切っています。
環境破壊などが問題になっていますが、根本は人口問題です。
今後の予想では2030年に約85億人、2050年に約97億人となり、2100年には約109億人でピークとなります。