TOP > Pua Mae ‘Ole Hula Studio 日記 > 名詞のクラス
ハワイ語ならではの考え方に名詞のクラスというものがあります。
ハワイ語は名詞をaクラスかoクラスに分類されます。
基本的には「選択できるもの」がaクラスで、「選択できないもの」がoクラスです。
このクラスによって、名詞の前につく語の形が変化。
「私の」は
aクラスの名詞にはkaʻu、
oクラスの名詞にはkoʻu
たとえば「私の名前」なら、名前は生まれてくる自分自身にはつけられない=選べないものなのでoクラス、つまりko‘u inoa(inoaが「名前」)
親や兄弟姉妹もoクラスになるのは同じ理屈で理解できると思うが、友達はどうでしょうハワイ語ではoクラスになっています。
一方で、恋人や配偶者は選べるもの=aクラスに分類される。
また、ひとつの名詞でも捉えかたによってクラスが変わることもありあす。
車、家、服などは商品として見る場合には選択できるものとしてaクラスになりますが、
運転したり、住んだり、着たりと「空間を占める」ような文脈ではoクラスとして用いられます。