TOP > Pua Mae ‘Ole Hula Studio 日記 > カラキ(ニッケイ)
朝ドラ「ちむどんどん」でカラキそばを名物にしようと創作料理をしていました。
カラキ(ニッケイ)は、山地に生育するクスノキ科の常緑高木です。
沖縄本島北部や徳之島、久米島などに生育し、沖縄には「シバニッケイ」という固有種が見られます。
ニッケイ(シナモン)の爽やかな良い香りがすることから、乾燥させた葉を砕きお茶にしたり、樹皮を泡盛につけ込んだり、アロマにしたりとさまざまに活用されています。
かつて山原の子どもたちは、カラキの幹から剥いだ樹皮の内側をかじったり、なめたりして、おやつ代わりにしていたようです。
近年カラキを用いた飴、お茶、お酒、麺などが作られていますが、特にカラキに含まれる化合物「カテキン三量体」に、新型コロナウイルスへの感染抑制効果があるとして、高濃度の飴や茶を開発中との情報があります。