TOP > Pua Mae ‘Ole Hula Studio 日記 > 脈拍と血圧
脈拍は交感神経が優位になると上がり、副交感神経が働くと下がります。
運動をしたり緊張をしたりすると、誰でも脈は速くなりますが、脈が上がるということはそれだけ心臓に負担をかけていることになります。
起床時や安静時にも脈が高いということは、心臓や血管にずっと負担をかけ続けていることなのです。
その結果、動脈硬化が引き起こされ、脳卒中などの血管事故につながりかねません。
ということは、脈拍をなるべく上げない生活をすることが肝心です。
脈拍の正常値は年齢によって異なりますが、だいたい1分間に60~80回となります。
定期的に運動をしている人はもっと低い場合もあります。
脈はストレス、過度の飲酒、喫煙、疲労、肥満、糖尿病などがあると上がりやすくなります。
要は「末梢血管を開いて血圧を下げる生活」を実践することによって、自律神経のバランスを整えることができれば脈拍も落ち着くのです。
なお、脈が速いからといって必ずしも血圧が高いとは限りません。
一般的には血圧が高いときには脈が遅く、逆に血圧が低いときには脈が速くなるように、血管の圧センサーが働いて心臓の拍動数をコントロールするシステムが働いています。
ところが、ストレスホルモンなどの影響によって交感神経の緊張が高まっていると高血圧とともに脈拍数が増加する状態となり、このようなケースでは突然死のリスクはより高まります。
毎日血圧を測るときにはぜひ「脈拍」にも注意してください。