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飾りり結び(かざりむすび)とは、紐を使って装飾的に結ぶ手法、およびその結び目のことです
日本では、そのうち特に、中国から伝わった結びをもとに発達したものを指し、花結びとも呼ばれます。
日本の飾り結びは、仏教とともに伝わったいくつかの結びと、遣隋使が持ち帰った下賜品に結ばれていた紅白の麻紐が起源とされています(水引と同じ)。
飾り結びは中国のものと共通するものも多いが、日本で独自に考案されたものも数多くあります。
特に茶道においては、仕服(茶碗・茶入れなどを入れる袋)を封じる紐に飾り結びを施すことで、装飾性を増すとともに、知らぬ者が開封した場合に元通りにしにくくすることで、みだりに開封できないようにする鍵の役目を持つ結びが多数考案されました。
解きやすくて、再度結びにくい素晴らしいアイディアです。