TOP > Pua Mae ‘Ole Hula Studio 日記 > 実継ぎ(さねつぎ)
鎌倉殿の13人を見ていたら千萬が元服する時、後鳥羽上皇は朝廷と幕府をつなぐ「さね」となるよう、実朝という名前を与えました。
凸状の物を実(さね)とよび、2つの部材を凸で接合することを実継ぎといいます。
片方の部材から凸を削りだした接合は本実継ぎといい、両方とも凹にして別部材を入れた接合を雇い実継ぎというのです。
両方の部材がガッチリと咬み合っているので、ズレることがなく、凹部分には釘打ちも出来るので、釘頭を表に出すことなく固定できます。
雇い実継ぎは、ただ単に平面と平面を突き合わせる「芋接ぎ(いもはぎ)」よりも接着面積が増え、接合力も大きくなります。
「継ぎ接ぎ」で「ツギハギ」です。