TOP > Pua Mae ‘Ole Hula Studio 日記 > 乾癬
乾癬とは皮膚が赤くなって(紅斑)、もり上がり(浸潤)、その表面に銀白色のかさぶた(鱗屑)が厚く付着して、それがぼろぼろとはがれ落ちる(落屑)という症状です。
症状が進むと皮膚症状があらわれている部分の数が増え、互いにくっついて大きくなります。
また、皮膚の一部である爪の変形や関節の痛みや変形、発熱や倦怠感などの全身症状が起きることもあります。
正常な皮膚の表皮は約45日のサイクルで新陳代謝をくり返しますが、乾癬になると10分の1の4~5日くらいに短くなります。
また、白血球などの血液成分やTNFαと呼ばれる炎症を引き起こす体内物質が増えるため、皮膚が赤くもり上がったり、かゆみが起こるのです。
乾癬の原因は免疫系の異常と考えられており、細菌やウイルスによる病気ではないので、他人に感染する心配はありません。
発症の引き金は
内的要因…肥満、妊娠・出産、高脂血症、糖尿病、睡眠不足、ストレスなど。
外的要因…外傷や日焼けなどの皮膚への物理的刺激、皮膚の乾燥、食べ物、気候の変化、感染症、薬剤の影響など。