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谷津干潟の周りにはスダジイが沢山生い茂り、春は栗の花の匂い、秋はドングリが沢山落ちています。
スダジイとは椎の木の一種と思っていましたが、どのようなものなのか調べてみました。
すだ椎とは、ブナ科シイ属の常緑広葉樹で、普通、椎という場合にはスダジイのことなのです。
スダとはなにかというと、シイタケ栽培の「ほだぎ」からきています。
ほだぎとは「穂台木」でシイタケ菌を植え付けた木のことです。
ホダがスダに音韻変化し、シイタケ造りの基礎となる台木的な椎(しい)の木という意味を表わすものです。
ところで、「脊椎」にも椎をつかうのですが、この場合は木のことではなく槌のことで細長い円筒形をしていてものを打つ道具のことです。
背骨が槌に似ているからです。