TOP > Pua Mae ‘Ole Hula Studio 日記 > 蓼(たで)
タデスはタデの葉をすりつぶし、酢とだしをまぜたもので、アユの塩焼きに添えます。
刺身のツマとして使われているのが「紅タデ」で、辛みが強く殺菌・抗菌作用に優れてい
るので刺身が傷んだり、食べる際の食あたりを防ぐ効果があります。
・「たで食くう虫むしもすきずき」とは人の好みはそれぞれで、一概には言えないという
ことで、蓼の実は苦く、大抵の動物は倦厭(けんえん)するが、好んで食べる虫もいるこ
とから言われます。
実は、私達も結構身近で食べているのです。
また、藍は蓼の仲間で、防虫効果が利用されています。
名前の由来は、ただれ(炎症)に効果がある身近な薬のため、「ただれの薬になる草」か
ら「たで」と呼ばれるようになったそうです。