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連日の猛暑で、電力消費量がうなぎ上りで警報が出ています。
山を削ったり、不耕作地を利用したりしてソーラー発電に補助金が出され、太陽光の割合は全電力量の8%に達します。
これだけ晴天が続き太陽光パネルの温度が高いと、さぞかし発電効率は良くなると思ったのですが、現実にはパネルの温度が25度のときが最も発電効率が高く設計されており、パネル温度が上昇すると電圧が低下し、トータルの発電効率は落ちてしまうそうです。
10℃の温度上昇で概ね2~4%、発電量が目減りするので、60℃を超える夏の日中の太陽電池パネルの効率は8~16%も低下してしまうのです。
太陽光での発電量のピークは5月であって、暑ければ増えるものではないのです。
なお「晴れ」を100%とすると、空を雲が覆う「曇り」の発電量は「晴れ」の20~40%程度、「雨」では10%にまで低下します。
そして、パネルに「雪」が積もってしまった場合には発電量が0%となります。