TOP > Pua Mae ‘Ole Hula Studio 日記 > 小豆は北海道
小豆はとてもデリケートな作物で暖かい気候を好むのですが、小豆の有名どころは「丹波」「十勝」どちらも冷涼な場所です。
小豆の場合、全国の収穫量の8割以上が北海道産で、北海道産の3割以上が十勝産です。
昼夜の寒暖差が大きいと、小豆の糖分が高くなります。
夜の気温が高いと、自分の成長に栄養分を使ってしまうので糖分がたまりません。
昼あたたかく、夜が冷涼であると、効率よく糖分をためていくことができるのです。
小豆は、同じ畑でつくり続けると落葉病などの病害虫が増え連作障害を起こします。
それを防ぐために、小豆→ジャガイモ→小麦→ビート→小豆、といった4年輪作を行うそうです。
子供達が小さい時は、小豆を煮ておはぎを作ったり、お汁粉に白玉粉でお団子を作って入れたりして食べたこともありましたが、最近は出来合いの物を買うばかりです。
お正月用に母を手伝って、小豆を煮て最後に塩と水あめを少々入れて、鍋の底が見えるほどヘラで混ぜながら、仕上げたことを思い出しました。