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2018年4月の、ハワイ州天然自然局(Hawaii Department of Land and Natural Resources)からの、映像です。
昨日話した、コウモリと同じく絶滅危惧IB類のハワイモンクアザラシの子どもが、ナイフを口にくわえて、遊んでいるのが、ハワイ島の海岸で発見された映像です。
母親から乳離れして間もないアザラシを、カイルア・コナ海洋哺乳類センターと、ハワイ州天然資源局のスタッフが継続的な観察を行っていた最中のでき事だったそうです。
アザラシの子どもは、オレンジ色の柄のナイフを口に何度もくわえなおして遊んでいましたが、どうにか飲み込むこともなく去ってゆき、ナイフは水中に落ちたところを回収されたそうです。
海に捨てられたゴミは潮にのって流され、どこに行きつくかわからないのです。
アザラシ・アシカ・カメなどが、ゴミや釣り具を飲んでしまい、開腹手術をしたり、死亡
してしまう現実が、そこにあります。
ゴミはちゃんと責任を持って、処分する事・・・・大切な心がけです。