TOP > Pua Mae ‘Ole Hula Studio 日記 > ハワイでの牛、馬
ハワイに行くと牧場があり、馬でのトレッキングや牛肉のステーキを食べる事が出来ますが牛馬が持ち込まれたのはキャプテンクックの来訪の1778年以降です。
1794年にメス牛5頭と雄牛1頭がカメハメハ1世に献上され、ハワイ島のワイメアで飼うことになりました。
10年間は殺さないとカプーを定めたので繁殖し、ワイメアやマウナケア山ろくで野生化しました。
馬が持ち込まれたのは1803年で、当初食用以外の移動や農耕に動物を使う事が理解できませんでしたが、1830年ごろには乗馬もするようになりました。
当時の王様はカメハメハ3世でメキシコからカウボーイを連れてきて、野生化した牛を囲い込みきちんと飼育して、ハワイに寄港する捕鯨船に販売するようになりました。
マウイ島ラハイナに首都があったのは1820年から1845年のあいだです。
スペイン語でカウボーイのことをvaquero(バケーロ)と言いますが、ハワイ語ではパニオロとなりました。
その後1847年にワイメアにパーカー牧場が作られ、アメリカでも最大級の大きさの歴史のある牧場となりました。