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アメリカの下院で「ウイグル人権法案」が賛成407票、反対1票で可決されました。
ケンタッキー州共和党議員のマッシ氏(Thomas Massie)がこの表決で唯一な反対票を投票したのですが「香港人権・民主法案」に唯一の反対票を投票したのも同氏です。
このような例は過去にもあり、史上初の女性アメリカ下院議員のジャネット・ピカリング・ランキンは、アメリカ合衆国が第1次および第2次大戦に参戦することに対して、ただ一人両方に反対しました。
アメリカでは神以外に完璧をなすものはあり得ず、満場一致は何か不明朗な力が働いた結果であり、人のすることに完璧はないとの思いから最低一票の反対票が生ずるようにしています。
日本でも日光東照宮の陽明門の逆さ柱の様に、満は欠けるの始まりとして完璧をわざと避ける文化もあるのです。
文化の違いは、ものの見方、価値観を根底から考え見直す、よい機会です。
そこから、違った世界観が、広がっていくのですね!
沢山の人と出会い、言葉を交わし、聞く耳を持って新しい世界観を発見していきたいです!