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ハワイと言えば、先ず頭に浮かぶ光景は、大きな波の上をすべるように乗りこなす、サーフィンだと思います。
ハワイでは、he’e nalu’「ヘエナル」と言います。
古代から伝えられる伝説や神話そして、チャントの中に、サーフィンが出てくる場面があります。
キャップテン・クックがハワイを発見した1778年ころには、サーフィンはすでにハワイアンの人々の暮らしの中でアクティビティとして定着していました。
王族の人達だけでなく、男女を問わず民衆だれもが海に出て、サーフィンを楽しんでいたようです。
ハワイの初代国王カメハメハは、優れたサーファーだったそうです。
19世紀、サーフィンはフラとともに抑圧された時期がありましたが、ハワイからなくなることはありませんでした。
20世紀に入ると、ハワイアン以外の人々も、サーフィンの存在が知られるようになりました。それは、「モダンサーフィンの父」と言われるワイキキにも像がある、デューク・カハモナクの存在でした。
彼は、1912年ストックホルムの五輪水泳自由形で金メダルを取り、カリフォルニアやオーストラリアで、サーフィンを披露し、その魅力は世界へと広がって行くのでした。