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ハンガーノックとは空腹のhunger(ハンガー)と、knock down(ノックダウン)を合わせた言葉で、いわゆる「極度の低血糖」に陥った状態を指します。
私達の活動は肝臓や筋肉組織に蓄えられた「グリコーゲン」をエネルギーにしています。
特に肝臓に蓄えられている肝グリコーゲンは運動によってまず先に消費され、生命維持に必要な血糖値を管理しています。
枯渇するとたとえ筋肉にまだグリコーゲンが残っていても、体は動かなくなって思考能力も低下してしまいます。
ハンガーノックであまり疲れていないのに突然体が動かなくなるのは、この肝グリコーゲンがなくなって生命維持にSOSが出ているからなのです。
★ハンガーノックになると
急に体が重くなり、動かなくなる。
力が抜けてふらふらになる。
手足がピリピリとしびれてくる。
頭がぼーっとして、思考が停止する。
すごくお腹がすいている。
のどが渇いている。
ひどいと意識を失う。 などの症状が出てきます。
一旦ハンガーノックになると、飴等で糖分を補給しても回復するのに時間がかかります。
運動の途中で早め早めの補給が必要です。
特にブドウ糖からできているラムネが効果的とのことです。
☆夏季に向けて、レッスン中の水分・糖分の補給は、特に大切ですね!
☆散歩や海水浴など、太陽にあたって汗をかいたときも、気をつけたい事項です。