TOP > Pua Mae ‘Ole Hula Studio 日記 > ハワイの古代食
今のハワイは、気候は温暖で食べ物は海の幸・山の幸に恵まれ、青い海・緑豊かな自然に囲まれて、リゾート感満載、「楽園ハワイ」というイメージで報じられています。
しかし、雨が降り続いたり、日照りだったりして作物がうまく収穫できなかったり、海が時化で、漁ができなかったりと、いずこの土地とも同じような自然との闘いの生活をしていました。
古代ハワイの主食はタロイモですが、サツマイモやブレッドフルーツ(ウル)を代用したり、飢饉の時は、臭くて苦みのあるニノ(薬効あり)の実も食べたようです。
また、豊作の時は、サツマイモを干してホロ穴の中に貯蔵して、戦争や飢饉に備えていました。
古代ハワイの主食だったタロイモは、18世紀の終わりに西洋人が訪れるまで、300種以上が栽培され、首長の名や・女神にちなんだ名をつけられて大切にされていました。