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「うっかり」や「もの忘れ」のための対策として、メモをとったり、家のなかで物の置き場所を決めたりするのは大変有効ですが、根本的に認知機能を維持するために大切なのは、運動や食事をはじめとした生活習慣を見直すことです。
といっても、ハードな運動や緻密な栄養計算をしましょうということではありません。
運動は簡単なストレッチやウオーキングで構いませんし、食事は好きなものを食べ匂いや舌触りを楽しみながら味わうだけでも十分。
脳機能の維持や低下を予防するために重要なのは“なんでも趣味のように楽しんで取り組むこと”です。
誰かと楽しく会話をしたり、お気に入りの散歩コースを歩いたり、夢中になれる趣味を見つけたり、1日のなかで笑う機会を増やしたり。
そうすることで脳に良い効果がもたらされると考えられています。
楽しく取り組む努力が、人生を明るくしていきます。
何をしても、やらされてる感が強い人は、楽しめないかもしれません。
心1つ、考え方1つで、目の前が明るくなると、思っています。