TOP > Pua Mae ‘Ole Hula Studio 日記 > おせち料理はいつ食べるのか
アンケートによると全国の約10%の家庭、主に北海道や東北の一部では大晦日に年越しそばと一緒におせち料理を食べる習慣があります。
これは、日没が一日の始まりとし、大晦日の夜から一年が始まるという古代からの風習が残っているからです。
正月には皆が一斉に年を取るという年中行事の中でも最大のお祭りで、準備万端を大晦日の日没までに全て終え、お祭りそのものは大晦日の夜から元旦の朝にかけて行なうのです。
これは祭りの重要な要素である「おこもり」の影響であると考えられます。
大晦日の夜の食膳は新年最初の食事ですから、「お節料理」を食べるのです。
古くは大晦日の夜こそ一年の始まりであり、年神様を祭る重要な祭事でした。