TOP > Pua Mae ‘Ole Hula Studio 日記 > 甘い みかん
みかんを買ってきて孫たちと食べ、今年は格段に甘くなったと話していました。
みかん畑といえば、海に面した山の斜面の段々畑をイメージしまが、水はけがよく日当たりの良いところが栽培に適しているのです。
本来は水はけも日当たりもよい平地で栽培したいのですが、条件の良い所はまずお米の水田、次に野菜の畑が作られました。
嗜好品の性格の強い果物は残りの土地ですが、手間のかかるブドウや梨が作業効率から優先され、斜面でも栽培が可能な果物としてみかんが残ったのです。
斜面より平地のほうが日光は多いので、平地で栽培されるみかんは甘いとのことです。
平地で栽培するため、余計な水分を吸収しないよう、ミカン畑には防根シートを埋めて、排水路を整備します。
お米が余り、転作が本格化したのでミカンもその他の果物も本来の甘さを発揮できるようになり美味しくなってきているのです。